2012年01月18日

将棋ソフト「ボンクラーズ」の実力

米長永世棋聖に勝ったコンピューター将棋ソフトの「ボン
クラーズ」について毎日新聞が今日の朝刊で取り上げてい
たので、ご紹介します。

1月14日に行われた米長永世棋聖と「ボンクラーズ」の対局
は113手で「ボンクラーズ」が勝利を収めておりますが、序盤
は米長永世棋聖の方が優勢だったようです。

米長永世棋聖は「ボンクラーズ」と公式対局する前に、150局
ほど対局をしてみたそうです。その結果、人間相手ではあまり
使わない初手の6ニ玉が最善の戦法と分かり、実践でも試して
優勢に進めていましたが、途中で読み違いがあり、最後は「ボ
ンクラーズ」に押し切られてしまいました。

この「ボンクラーズ」を開発したのは、コンピューター技術者
の伊藤英紀さん。ソフトは「ボナンザ」に改良を加え、パソコ
ン複数台が協議しながら最善手を見つける「クラスタ並列」と
いう技術を用い、1秒間に1800万手を読むそうです。
「ボンクラーズ」という名前は、「ボナンザ・クラスタ」に由
来しているようです。

コンピューターソフトの最大の武器はやはり読みの速さと正確さ
にあります。玉が詰むか詰まないかの判断など終盤の読みは完璧
といいますから、途中で読み違えた米長永世棋聖が敗れたのも
納得できます。

一方で人間の場合は、コンピューターに比べて、序盤や中盤の
構想など、勘や経験がものを言う感覚的な部分で優れていました。
しかし、序盤や中盤についても過去の棋譜などを解析してコン
ピューターに蓄積されてきておりますので、相当な進歩を遂げて
います。

対局された米長永世棋聖は、「読みあいになると人間が勝てない」
そうですが、プロの棋士に必要な大局観は、やはりコンピューター
からは学ぶことができないようで「プロの将棋を高めることには
ならない」と語っているそうです。


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posted by gyuchan at 11:49 | 千葉 ☀ | Comment(0) | 新聞記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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